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レイヤーレイヤーを使いこなしましょうレイヤーを使うとは、複数の透明のフィルムを重ねて一つの図面を作っていくイメージです。下の図面例でいえば、一番上が完成図面で全部のレイヤーを表示している状態です。その図面はその下の4つのレイヤーによって構成しています。一番上が通り芯のレイヤ、その次が柱のレイヤ、3番目が壁のレイヤー、そして最後が文字のレイヤーにしています。 このようにそのグループごとにレイヤーを分けて書いておくと後で修正などある時は、編集可能なレイヤーや表示のみのレイヤー、あるいは非表示などに分けることが容易ですので、修正効率があがります。また、文字を入れない図面が必要になったときは文字の入っているレイヤーを非表示にすればよく、再び文字の入った図面を必要とするときはそのレイヤーを元に戻せば済みます。単純に文字を消してしまうとせっかく入力した文字が無駄になります。再度文字が必要になったら、また入力しなくてはなりません。レイヤー分けをして管理していくと、こういった無駄が省けますので是非使いこなすようにしましょう。 建築図面を作成する時は、通り芯、柱、壁、文字、ドア、窓、タイル、天井などレイヤーをそのグループごとに分けて作成するようにしましょう。極端な話、このレイヤー分けを使わなくても一つのレイヤーで1枚の図面を書くことは出来ます。しかし、後工程を考えるとレイヤー分けをしているのとしていないのでは、雲泥の差が出て来ます。例えば、ドアの開きが右開きから左開きへ、あるいは開きが室内側から廊下側へ変更などしょっちゅうあります。そんな時、壁とドアを別のレイヤーにしておけば編集作業が楽になります。壁のレイヤーを表示のみにしておくとドアだけの選択が容易に出来、軸反転移動などあっという間に出来てしまいます。 設備関係の図面ではさらに、このレイヤー分けは重要です。今は、設計事務所や建築会社からCADの建築データをもらえるようになりました。そのCADデータの上に設備の図面を書いていくのですが、レイヤー分けをしていないとちょっとした修正でも大変な苦労をしてしまいます。消去・移動・複写など、レイヤーが一緒でしたら建築の図面まで選択してしまい、選択除外など余計な作業が発生します。建築の図面は表示のみにしておき、設備の図面を作図可能あるいは編集可能にしておけば、図面の選択時に設備だけ選択するので、修正が容易になります。また、建築のレイヤーを非表示にすれば設備だけの図面が表示されますので、設計の確認が容易になります。 JW-CADでは256個のレイヤーが使えます。1グループに16個のレイヤーがあります。そのグループが16個あります。16x16=256個のレイヤーが使えることになります。JWの画面の最下部に[0−0]などと表示されていますが、これが[グループ-レイヤー]を表しています。 画面最下部の表示例↓ グループとレイヤの切り替えには、[0−0]と表示されている部分を左クリックします。そうすると以下の画面が出てきます。
私の今までの経験上から、10個くらいまでのレイヤー構成で作図することを推奨します。256個ものレイヤーがありますが、ほとんど使わなくていいと考えた方がいいでしょう。どんなに多くても2〜30個のレイヤーまでで、それ以上増やさない方が賢明です。よほど頭の切れる人でない限り、100や200などのレイヤーを管理することは出来ません。そして一番肝心なことですが、データのやり取りを他の人とする際に、その人にしかわからないようなレイヤー構成は避けるべきです。そして、出来るなら同じ社内や部署などでレイヤーを統一しておくと、データのやり取りをしてもスムーズにいきます。 以前、CADデータを貰った時びっくりした事があります。その図面は100以上のレイヤーで構成されていて、同じ場所に複数の全く違う図面が置かれていました。レイヤーの組合せで、例えば1と6と8の組合せで1枚の図面、2と7と9で1枚の図面というやりかたで立面図と平面図などを同じ位置に書いていたのです。前述の例のように3つくらいのレイヤーくらいならでなんとかなりますが、実際は一つの図面が30以上のレイヤーでそれが3種類あり100以上のレイヤーでした。さすがに修正する気力も失せ、電話をしてレイヤーの組合せを聞いてやっと図面を出すことが出来ました。機密性のある図面ならそういった作り方も仕方ありませんが、普通の図面に用いる方法ではないでしょう。 レイヤー状態の変更-別の方法こちらはレイヤー状態の変更などを上で述べた方法でするなら、非表示にしておいてかまいません。その方が作業可能画面が広がり、作業がしやすくなります。自分にとって使いやすい方法を選べばいいでしょう。JW-CADをインストールした時の初期状態で、画面の右側にレイヤーのツールバーが表示されていると思います。ここでもレイヤー状態の変更が出来ます。右側の○で数字等を囲んである方がレイヤーになります。□で囲んである方がグループになります。グループの方は初期状態では表示されていません。メニューバーの表示→ツールバー→レイヤーグループで表示することが出来ます。また、レイヤーツールバーの一番下の0と表記されている場所をクリックすればグループの表示が出来ます。ただし、前述のように私の個人の意見としてはなるべくレイヤー数を少なくした方がいいと思います。やむを得ず一つのグループで16個のレイヤーでは収まらない時だけ、別グループを使うようにした方がいいのではないでしょうか。そのほうがレイヤー管理が楽になりますので、16個のレイヤーで足りる時は非表示にしておいたほうがスッキリしていいとおもいます。
プロテクトレイヤ書き込みや消去ができなくなります。しかし、表示、非表示に切り替えることは可能です。元データなど書き込みや消去を誤ってしないように保護する時に使います。ただ、データを渡す時にはこのプロテクトは解除しておいた方がいいでしょう。JWを使っている人でも、全ての人が使っている機能ではないので、中には知らずにいる人も数多くいます。作図編集が出来ないので、不要なストレスを相手に与えてしまいます。プロテクトレイヤにするには、目的のレイヤをCTRLボタンを押しながら左クリックします。レイヤが作図可能な状態では、プロテクトレイヤにすることはできません。一旦別のレイヤーを作図可能にして、そのレイヤーはプロテクトをかけてください。プロテクトをかけたレイヤーは レイヤー移動・複写間違えて、柱のレイヤーにドアの図形など入れてしまった時など、レイヤーの移動をする必要が出てきます。最初に、書込みするレイヤーを作図可能にします。上の例でいえば、ドアのレイヤーを作図可能にします。そして移動→図形選択→選択確定→作図属性→書き込みレイヤーに作図とし、OKボタンを押します。配置状態になっていますが、基点が図形等の中央あたりにありますので前と同じ位置に配置したい時は基点を右クリックでキャッチできる点に変更し、元の図形位置でそのクリック位置を合わせて右クリックします。そのままでは依然として移動のコマンドを継続していますので、別のコマンドボタンを押して下さい。以上で、レイヤーの移動が完了します。レイヤーを複写するには最初に複写のコマンドを選びます。それ以降の手順はレイヤー移動と同じです。
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| 一口メモ ファイルを名前を付けて保存で、JW−CADの旧バージョンで保存して相手方に渡す必要があることもあります。相手方がJW-CADをバージョンアップしてくれればいいのですが、なかなか思うようにはいかないですね。 |
| 一番売れている本 やさしく学ぶJw_cad6 (エクスナレッジムック Jw_cadシリーズ 3) | |
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