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JWCAD(Jw-Cad)(Jww)の使い方を、初心者向けにやさしく解説しています・-ツールバーのボタン復旧

JWCADのツールバーのボタンは、直感的に何をするのかわかるので、便利な機能の一つです。しかし、レイアウト崩れが起きることがあります。

ウィンドウを小さくした際に、レイアウトが崩れてしまうトラブルに遭遇することがあります。そこでレイアウトを元に戻す必要があるのですが、手作業で元のレイアウトにするのは時間の無駄です。即座に元の状態に戻す方法により時間短縮が図れますので、ストレスなくトラブル対応ができます。

ツールバーの、ボタンレイアウトの崩れに対応する

JWCADで図面を作成しているときに、エクセルやワードなど別のソフトの作業を同時進行することはよくあります。JWCADの図面を見ながら、エクセルやワードなど別のソフトを使って書類を作りたい時モニターの大きさは限られていますので、JWCADの作図画面を小さく表示させる必要が出てきます。しかし、ボタンレイアウトの崩れのトラブルは、この際に発生します。あまりに小さくすると、縦に2列で配置したはずのツールバーのボタンが、中の方に押し出されたレイアウトになってしまいます。

ツールバーのボタン配置が崩れた画面

崩れたレイアウトが、画面を最大化すれば元に戻るなら問題はないのですが、画面を最大化してもツールバーのボタンが中の方に押し出されたレイアウトのままで、そのままでは作図可能領域が狭くなってしまいます。

どうしても、作図可能領域を広げる必要性が発生します。

実験的に作図可能領域を広げるため、ツールバーのボタンを両サイド２列に配置する時間はどのくらいかかるか計測してみました。私のマウスを操作するスピードはどちらかといえば遅い方ですが、1分３０秒の時間が必要でした。使いやすい配列まで考慮せずにただ配置しただけですので、使いやすい配列で配置するなら、２分以上は必要と思われます。

ツールバーの、ボタンレイアウトの崩れを元に戻す

前置きが長くなってしまいましたが、簡単な操作でボタンレイアウトの崩れが発生する前の状態に戻せます。

最初にJWCADのメニューバーの中の「表示」をクリックして、その中の「ツールバー」をクリックします。

ツールバーのボタン配置の崩れ復旧１

ツールバーの表示画面が出てきますので、「初期状態に戻す」にチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックします

ツールバーのボタン配置の崩れ復旧２

「OK」ボタンをクリックすれば、下記のように画面を縮小する前のツールボタン配置に戻します。

ツールバーのボタン配置の崩れ復旧３

復旧は簡単なのですが、これを知っているのと知らないのではおおきな差があります。１～２分かけて元のツールバーのボタン配置に戻すという無駄な工程がなくなれば、時間短縮ができます。そしてなにより、元に戻さなくてはというストレスから解放されます。

JWCADキャドの一口メモ

JWCADで図面を書いている途中、別の作業の為にWのCADのウィンドウを小さくしたら、ツールバーのボタン配置が、画面の中に押しやられたレイアウトになることがあります。作図範囲が狭くなるので、元の状態にする時にする必要があります。一個一個のボタンをドラッグして元に戻すのは面倒です。また、同じことがこれからも何度もあるかもしれません。ここに書かれている方法により、即座に元の状態に戻すことができますので、覚えておきましょう。