塗りつぶしを行うには、ツールバーの「ソリッド」をクリックします。なお、ソリッドという言葉はJWCADの場合は独立した1つの図形を指すときに使われ、そのような図形をJWCADでは「ソリッド図形」と呼んでいます。塗りつぶし(ソリッド)がツールバーに表示されていない時は、このページの最下部の「ソリッド」のツールボタンを、表示させるを参照してください。あるいは、メニューバーの「作図」→「多角形」→「任意」→「ソリッド図形」にチェックを入れることにより、塗りつぶしが行えます。
塗りつぶしができるソリッド図形のコントロールバー
注意 「円・連続線」で指示される連続線は同じ色、同じ線種、同じレイヤで作られていることが条件になります。同じ色、同じ線種、同じレイヤにすれば良いのですが、次に述べている方法でも、塗りつぶしを行うこともできます。
塗りつぶししたい図形が、単純な円や連続線でない場合があります。
上記のような、星型の中だけ塗りつぶしたい時などには、「円・連続線」指示のコマンドではできません。「ソリッド図形」のコマンドに入ったら、そのまま始点→中間点→終点、終点、終点、終点とクリックしてコントロールバーの「作図」をクリックすれば、上記のように塗りつぶしができます。
便利な機能である塗りつぶしではありますが、その場所が分かりにくいのが欠点です。「多角形」の中の「任意」を選んでいかなくてはなりませんが、しばらくやっていないとその場所さえ忘れてしまいます。そこで「ソリッド」のボタンをツールバーに追加して、手軽に塗りつぶしが出来るようにしておきましょう。
メニューバーの「表示」→「ツールバー」とクリックします。そうすると、下記の画面が出てきます。
この画面の下のほうに「ユーザー(1)(2)(3)(4)(5)(6)」とありますが、今回は説明用にユーザー(6)にチェックを入れています。その次に右側の「ユーザー設定」をクリックします。そうすると、下記の画面が現われます。
上の画面の下半分にコマンド一覧がありますので、「ソリッド」(塗りつぶし)を探すと「18」の数字になっているのが確認できると思います。そこでユーザー(6)に、数字で「18」と入力します。「OK」ボタンをクリックすれば、「ソリッド」(塗りつぶし)のツールバーができています。
これで今からは、塗りつぶしをする時には、ツールバーの「ソリッド」(塗りつぶし)をクリックするだけなので、大変簡単になります。
JWのCADの追加された機能で、矩形(□)のコマンドのコントロールバーに、「ソリッド図形」という項目が出てきます。これにチェックをいれると、指定の色で塗りつぶされた矩形(□)を書くことができます。「ユーザー(1)(2)(3)(4)(5)(6)」の応用として、「ユーザー(1)(2)(3)(4)(5)(6)」に、コマンド一覧から必要なコマンドを探して数字で入力して、独自のツールバーを作れます。それにチェックを入れて表示させると、オリジナルのツールバーができています。数字を入れる時ですが、複数入れたい時にはスペースを入れてください。1つのツールバーの項目があまりに多すぎると、ゴチャつきますので注意してください。もし多すぎたら、上記のユーザー設定ツールバーから減らしてください。全部で78個のコマンドがありますので、一つのツールバーに13個入れるなら、全部を網羅することもできます。
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