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JW-CADの使い方ーPDFファイルからDXFファイルに変換

JW-CADの画面各部名称

PDFからDXFにする

先方からPDFファイルはもらえたけど、DXFファイルなどの生データが付いていないことが結構あります。時間的余裕があればトレースすれば良いのですが、ボリュームのある図面だとA1サイズで、1日くらいはかかってしまいます。

先方に、データが欲しいことを伝えても反応が遅く、3,4日してやっとメールで送られてきたりすることが、結構あります。こちらも図面作成に時間的余裕はあまりないので、とりあえず仮の図面でも良いから欲しくなります。

そこでネットで、PDFファイルをDXFファイルに変換できる無料ソフトはないか、探してみました。有料のものはちらほらあったのですが、いかんせん予算がないので断念しました。無料で使えるソフトは多数あったのですが、実際にダウンロードして使ってみると、ほとんどのソフトが文字関係がうまく変換できませんでした。四角の部屋があるけど何の部屋なのかわからないので、PDFファイルを見て部屋名などを書き入れていました。

これではらちが明かないと、その後も仕事の合間にネットで探すこと5年以上かかり、やっと使えるソフトに出会いました。それは「PDF 2 DXF」というソフトです。

なにより嬉しかったのは、文字関係トラブルがほとんどなかった点です。

私のお勧めソフトは、「PDF 2 DXF」です。

今までの苦労がなんだったんだろうと思えるほど、使えるソフトだと思います。

ただし、紙の図面をPDFファイルにしたものや、図面の中の写真などは変換できません。メニューの中に画像を変換する機能がありますが、私が試した設定では満足できるものができませんでした。しかしそれ以外のできでは、色々と無料のソフトを試した結果の中で、このソフトが一番だと思います。

もしPDFファイルからDXFに変換できるソフトを探しているなら、一度試してみてはいかがでしょうか。

ソフトのダウンロード

無料ソフトで有名なVectorでもダウンロードできますが、そこに掲載されているのはバージョン1で、今のバージョン4に比べて性能的に劣るようです。

できたら、今のバージョン4を手に入れた方が、ストレスもなく変換できるでしょう。

今のバージョン4のダウンロードは、「CAD-KAS」のホームページから行うことができます。

どこの国のサイトだろうと疑問に思い、サイト内をよく見たら「お問い合わせ」の所に、住所など書かれていて、ドイツに所在があることがわかりました。このサイトのすごいところは、各国の言語対応のサイトを作っているところです。一番上の各国の国旗国名を選べば、その国の言葉で表記されます。

私は日本語しか分かりませんが、その日本語文章は機械翻訳と違ってちゃんと意味が通じるので、ちゃんと人間の手で翻訳しているんだろうなと、感心しました。
もしホームページを開いて違う言語であっても、一番上の日本の国旗国名を選ぶことにより、日本語表示してくれます。

画面左上の、「PDF 2 DXF 4.0」をダウンロードします。


拡大図面が下記になります。

この中の「デモ版のダウンロード」をクリックすると、ダウンロードできます。デモ版は無料で使えますが、機能制限があります。結合されたPDFは最初の1ページしか処理できないとか、ロゴが画面に挿入されるとかあります。

PDFページが単独であり、ロゴを消去する手間をいとわないなら、このデモ版で十分に使えます。私はデモ版を使っていますが、よほど枚数がないならこれで十分です。

そのダウンロードしたファイルの上で右クリックして、「○○で検査する」でウィルスチェックをしましょう。

たとえどんな有名なサイトからでも、インターネットからダウンロードしたファイルは、必ずウィルスチェックする習慣を身につけておきましょう。転ばぬ先の杖です。そしてパソコンにウィルス対策ソフトは必ず入れておきましょう。

私が使っているのは、ウイルス対策 用の「ESET」というソフトです。30日間の体験版もありますので、もしお持ちでなかったら試してみてはいかがでしょうか。

セキュリティソフトは複数インストールしてはいけないので、もしすでに使っているセキュリティがあるなら、それをアンインストールしてから体験版をインストールしてください。

話を元に戻しますが、ダウンロードしたソフトに異常が検出されなかったら、そのファイルをダブルクリックしてください。

セキュリティの警告画面が出てきますので、{実行(R)」をクリックします。

「インストールプログラムへようこそ」の画面が出てきますので、「あなたのメールアドレス」にメアドを入れて「次>」をクリックします。

ここで気づく人もいるかもしれませんが、画面上部のバージョンが「PDF 2 DXF 4.0」とあるべきが、バージョン3になっています。しかし、インストールされるソフトはVer4.0ですので、単なる表記ミスと思われます。

インターネットではメールアドレス記入がよくありますが、yahooなどで無料のメアドを作って、それを利用するようにした方が良いでしょう。私も以前はプロバイダのメールアドレスを使っていて、それをメアド欄に記入していました。一つのメアドを大事なものにも、そうでもないものにも使っていたので、どこからかでメアドが流出して、迷惑メールが山のようにくるようになり、仕方なくメアドを変更する羽目になりました。

ここで記入が必須のメールアドレスは、ニュースレターや新しいソフトウェアなどの情報を配信するためとありますが、今は個人情報がどこから漏れていくかわからない時代です。こういったメアド記入欄では、捨てメアド記入を心がけたほうが良いでしょう。私自身の反省も込めて。

「次>」をクリックした後、「インストールが完了しました」の画面が出てきますので「OK」をクリックすれば、インストールは完了です。

「インストールプログラムへようこそ」の画面で、「インストール後にプログラムを起動」にチェックを入れていましたので、「PDF 2 DXF」のソフトが初回起動されます。

「デスクトップにショートカットアイコンを作成」にもチェックを入れていましたので、これからこのソフトを使うときには、このショートカットでも起動させられます。

もちろん他のソフトと同じように、スタートメニュー →プログラム→「PDF 2 DXF」フォルダ→「PDF 2 DXF」と選択しての起動もできます。

最初にPDFファイルを入れているフォルダーを開き、PDFファイルをダブルクリックします。

そうすると下記の図面のように、PDFファイルが取り込まれた図面が出てきます。

赤色の矢印の「DXFエクスポート」をクリックします。

その後名前を付けて保存の画面が出ますので、DXFファイルに名前を付けて保存したい場所に保存します。

以上で、PDFファイルからDXFファイルに変換する作業は終了しました。

終了してこのソフトを閉じると、インターネットが「CAD-KAS」のサイトを表示して、製品版の購入を促す画面がブラウザに出てきます。
もしサイトが日本語でなかったら、上部の「CAD-KAS」のロゴの下の言語切り替えで、日本語の表示ができます。
しかし製品版で5300円+消費税とは、安いですね。興味なかったら、その画面は閉じてOKです。

これから、DXF変換された図面をJW-CADで読み込んで、加工していきます。

できたDXFファイルを、ダブルクリックしてください。他のCADプログラムが起動する人は、右クリックして「プログラムから開く」でjw_winを指示してください。

開いた画面に最初はビックリするかもしれません、画面上に何もない・・・と。

でも心配いりません。画像は画面の中央赤丸の所に、点のようにあります。あまりに小さいので、見えなかったのです。

なお赤色の丸と矢印は説明用で、実際の画面には出てきません。

最初に拡大をします。

  1. ツールバーの、「範囲」を選択します。
  2. 画面上部に表れたコントロールバーの、「全選択」を選択します。
  3. ツールバーの、「移動」を選択します。
  4. コントロールバーの「作図属性」を開き、「文字も倍率」にチェックがあるか確認してください。
  5. 画面上部に表れたコントロールバーの「倍率」のところに、数字の2000を入力を入力します。
  6. 配置したい場所に動かし、左クリックで配置します。

「移動」で出てくるコントロールバーです。ここではとりあえず、倍率に2000の数字を入れます。

そうすると、下記のように図形が配置されています。
左側の「Demoversion CAD-KAS PDF 2 DXF」のロゴは、邪魔ですので消去します。

回転

上記の図面では縦置きで見にくいので、回転させてやります。

下記は、「移動」で出てくるコントロールバーです。ここで「回転角」の所に、-90と数字を入力します。

縮尺合わせ

ここに取り込んでいる図面は縮尺が合っていませんので、縮尺を合わせる必要があります。

上記図面の赤丸の寸法を測定すると、7400の寸法が7573.333となっています。7400に合わせるためには、縮小する必要があります。縮小率は、7400÷7573.333=0.977113106となります。

長々とPDFファイルからDXFファイルに変換し、それを加工する手順を述べてきました。

面倒に見えるこの一連の工程も、慣れてくればあっという間にできるようになります。3~4回同じ操作の流れを練習しておけば、この操作が必要になったときにスムーズに行えます。

トレースなどする手間を考えれば、この方法を知っているのと知らないのでは、大きな差が生まれます。

JW-CADの使い方の目次
マウス操作と画面操作  直線  矩形    文字  寸法  2線  中心線  連線  AUTO  範囲  複線  コーナー  伸縮  面取  消去  複写  移動  包絡  分割    接線  接円  ハッチ  建具平面  建具断面  建具立面  多角形  曲線  ブロック化  ブロック解除  中心点  線上点  鉛直・円周点   画像編集(画像貼り付け)   ソリッド(塗りつぶし)  印刷
環境設定ファイルについて  ファイル  測定  画面表示の記憶  レイヤーの使い方  データ整理  属性変更  表示  基本設定  軸角・目盛・オフセット  属性取得  線属性  レイヤー非表示化  角度取得  長さ取得  図形登録  図形配置  線記号変形  座標ファイル  外部変形  パラメトリック変形   寸法図形化  寸法図形解除
PDFファイルの作成  PDFファイルの結合  PDFファイルの分解  PDFファイルからDXFファイルへ変換
背景色 歴史と名称 バージョンアップ 求人募集

一口メモ  PDFからDXFに変換できるソフトがあればな~と、たぶん誰もが一度は思うことではないでしょうか。有料や無料で多数のソフトがありますが、私的には無料ソフトの中では一番の秀作だと思えます。

★自動車の日常点検は必ずやりましょう。
エンジンルーム ⇒ ブレーキ液、エンジンオイル、冷却水、ウォシャー液など重要な項目があります。自動車が趣味以外の人でも、億劫がらずに点検するようにしましょう。

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